Amazonで購入
楽天ブックスで購入
Apple Booksで購入
アウトプットもどきとは、
たとえば、単にネットから集めて来た情報をそのままアウトプットしたり、その事象や上部の感想だけを捉えた「浅い意見」を加えたりすること。
ここにあなたの付加価値は存在していません。(中略)
アウトプットをする際に特に大切なことは、インプットの時にできるだけ生の情報を直接受け取ること。
この場合の生の情報とは、一次情報のこと。
自分から生の情報に触れ、それに基づいた自分なりの解釈をする。
このプロセスを繰り返すことが、「物事の本質」に近づく一番の方法だし、あるべきアウトプットの姿なのです。
初回記入日:2025/03/01
アウトプットは自分なりの考えを表すこと
僕は、今noteでも発信している。
一時期、1,000〜2,000文字くらいで毎日更新してみようと思いやったことがある。
結果、到底無理だった。
内容も思いつかないし。めーちゃくちゃ内容が薄くなったから。
それに、何も積み上がってない感覚もあった。
とりあえず、更新するみたいな。
結局、ちゃんとした論理展開でアウトプットしようと思うと、1日1記事でもきつい。
やっぱり1歩ずつやるしかないよな、と本書とこの経験から学んだ。
1次情報とは?
たとえば、アマゾンの戦略について発信したければ、書店にあふれるアマゾン関連のビジネス書を読むのではなく、まずはアマゾン CEOのジェフ・ベゾス自身の言葉に耳を傾けるべきだと思います。
ベゾスの場合、数多くのインタビューに出ているし、毎年株主向けのメモも書いています。彼の考え方を知るには絶好の一次情報です。
同様に、ビットコインや暗号通貨についてアウトプットしたければ、 Satoshi Nakamotoの論文を読むべきです。そこに答えが書いてあるからです。
僕は、どこか本を読めば1次情報を知れると思っていたふしがある。
SNSの断片的で不確かな情報も混ざっているものではなく、ある程度信用できる情報が体系的にまとまっているから。
ただ、本書でもあるように、1次情報は何なのかを改めて考えるきっかけになった。
また、1次情報って経験だけじゃないよねっていうことにも気づけた。
ネット上の情報でも十分に1次情報になりうるものはある。
変化の激しい不確かな世界だからこそ、1次情報から自分なりの考えを構築することはさらに重要になると思っている。
仮に論文を読まないといけなくなったとしても、幸いAIがある。
熱を持つテーマ
著者の中島さんは「永遠のパソコン少年」というテーマで有料メルマガを発信している
中島聡 | 週刊 Life is beautiful – メルマガ
昔、金を稼ぐというためだけにYouTubeで伸びるテーマをリサーチして、発信してたことがある。
確かにすぐに数万再生される動画も出てきた。
ただ、とてもつまらなかったし、結局長続きしなかった。
自分が熱を持たないテーマで発信すると、時流に乗れたとしても、その大きな波に飲み込まれてしまう。
時流に乗ることはビジネス的に大事だが、それは自分でコントロールできるものではない。
だからこそ、来るべきその時のために、自分がやりたいテーマでアウトプットし続けるしかないと思った。
熱を持ってハマれるテーマは楽しい
今、自分は過去の経験を踏まえて、自分がハマれるテーマ(そこまで感じなくても興味があるテーマ)で発信している。
具体的に下記。
- 複業の話
自分の働き方、稼ぎ方について - データアナリスト・データサイエンティストの話
ソフトウェア、データ分析 など - 理学の話
大学院時代に研究してい惑星科学 など - Appleの話
ガジェット系が好きで、特にAppleが好き - テック
生成AI、ゲーム開発 など
気づいたのが、興味があるテーマでのアウトプットはめちゃくちゃ楽しいってことだ。
本心から楽しいと思えてるからこそ、「熱」が読者に伝わるんだなと感じた。
まあ、まだ何も成果は出てないが、きっと近い将来、僕の熱が伝わる時が来るだろう。
まとめ
手っ取り早いハウツーに飛びつきそうになった時に読み返したい本。
結局、PVが伸びるかどうか、人気が出るかどうかは、いろんな外部要因がある。
ただ、何にハマりたいかを選ぶ権利は完全に自分にある。
と本書を読み感じた。
ちなみに、僕はこの権利を行使できるように、そしてアウトプットの時間を確保するために、週4勤務という働き方を選んでいる。
できれば週3勤務にしたいが、週4勤務も十分バランスが取れていておすすめの勤務形態。